なりすましでネット上に仲間の名前をさらす行為に、私は怒りを感じています。私は阪神間で働いている郵便労働者です。
不思議なのは、委員長の指導で大企業の組合員はユニオン内でペンネームを使い、しかも電話やメールではできるだけ連絡を取り合わないように言われていたのに、どうしてこのようななりすましができるのか?と不思議に思います。
同時に郵便の組合員に対し、委員長がどうして非公然にするように指導したのか、その意味が今回の件でよく分かりました。郵便は民営化し大企業の労務管理が採用されています。ですから賃金が安いまま、人事の管理が以前よりも強化されています。
ネットでなりすましで仲間の個人名をさらしている犯人が、郵便の組合員が一人だと思っているらしいことが分かります。複数の組合員が書いている投稿が一人と思っているらしいことは、敵は新世紀ユニオンのことをあまりよく分かっていないということです。
委員長のブログを読んで、それをデマに着色して真実味を出していますが、デマはデマです。案外に新世紀ユニオンのことをわかっていないことが分かります。委員長が無欲で、献身的だということすら知りません。
20年前に新世紀ユニオンを結成して以来、郵便の組合員が多くいることすら犯人は知らなかったのです。つまり今回のネット上にデマを振りまいている人は、最近争議になった企業(=病院?)ではないかと思います。
自民党が右翼政権化し、労組の弾圧が行われる時代には、大企業のユニオンの組合員は、敵の目に見えなくする、という委員長の判断は、敵の攻撃をさけるうえで必要なことだたと思ってます。なにしろ日本の民主主義はうわべだけですから。
新世紀ユニオンには、氷山のように水面下の組合員もたくさんいるということです。これは労組活動すら許さない反動的時代には必要なことだったと私は思います。
ユニオンを辞めたと思わせて非公然化する手法も活用すべきでしょう。郵便労働者も少しは賢くなったということです。
全逓の50億闘争資金を食いつぶすような裏切りの労組にいつまでも騙されてたまるか。