私が新世紀ユニオンに加入して雇用を守ってもらってから10年以上たちます。ユニオンの組合員の中には自分の問題が解決したら、すぐ辞める人がいますが、私は新世紀ユニオンを辞めません。労働組合は労働者に取り大切な組織であり、自分の問題が解決したらすぐ逃げだすのは仲間への裏切りです。
昔、イタリアの名作映画「鉄道員」を見た時に、スト破りをした労働者が「裏切り者」と石を投げられるシーンを今でも覚えています。労働組合は働く者の砦であり、裏切ってはいけないというのが、労働者としての私の信念だからです。
私は新世紀ユニオンに加入して、ニュースやブログを読む中で非常に多くの労働者の理論や法律を学びました。毎月の組合費は収入のわずか1%です。それでこれだけ学べるのですから私は安いと思っています。
何より新世紀ユニオンへの信頼が、働く私に安心感を与えてくれています。ですから私は組合員であることを誇りに思っています。
今新世紀ユニオンは階級敵から組合つぶしの攻撃を受けていますが、その対策としての委員長の方針は、敵に見えにくい活動にし、挑発には乗らないで合法的・持久的に闘う、という方針は、私から見て正しいと思っています。私は新世紀ユニオンを信頼していますので、団結を崩すことはせず、絶対に辞めません。(一組合員)