組合員の投稿

争議中の過ごし方(気の持ち方)

2018年3月21日

和解拒否というか、交渉さえも拒否して判決まで行った組合員です。結果は、完全な反動判決。誕生日に、わざわざ生年月日まで記載されたそんな判決が出て、ただ爆笑しました。引き続き委員長の指導を受けながら、今度は弁護士なしで、本人控訴中です。

つまらん理由で何年間も嫌がらせされ、挙句の果てに家族連れで転勤した地で解雇されて、子供は二人とも受験前で、何人かはその後、社長や取締役に、なってたりもします。たまったものではない。

裁判でもさんざん虚偽や捏造(ねつぞう)で批判され続け、もはや和解で「早期解決」なんて出来ない。裁判官や弁護士の「負ける」口撃に押されて和解しても、わだかまり残るだけ。

勝訴しても、(今度は報復への)闘いは続くはず。ならば判決まで、行ってやろう。敗訴でも、大事なのは結果じゃなくて判決文の内容。納得できれば、反省しよう。その思いで、委員長の指導や組合員の皆さんの支援を受け、進めました。

裁判が続く間は、書面作成のため気持ちが張り詰めているので、辛くはない。むしろ相手の反論、こちらの反撃を存分に楽しませてもらいました。

しかし結審して、しかも田舎の地裁の支所なので本所の決裁が要るようで、判決まで3ヶ月くらいかかりました。その3ヶ月といったら、筆舌に尽くしがたい心境でした。敗訴の心配も勝訴するかもとか楽観も、努めてしてませんが、とにかく「なんとも言えない」でした。

しかし裁判上の和解とて、時間かかります。相手の出方の見えない、駆け引きもあります。ただ「進んでる」手ごたえは感じるので、「なんとも言えない」気持ち悪さは、ないのでしょう。しかし私はむしろ、その方が辛く感じる性格なのか、やはり判決まで行って良かったとは、思っています。

ただ困るのは、結審したら書面バトルの緊張感がなくなり、「心にポッカリ穴が空いた」ようになるのかな? しばらく、戸惑いに襲われました。

でも幸いな事に、派遣社員として収入は激減しましたが、毎日フルタイムの仕事には、ありつけていました。毎日、やる事やらないといけない事がある、これがせめてもの救いでした。

「あいつら」とかかわる余計なストレスは、少なくとも、しばらくはない。派遣社員の仕事は、契約の範囲内だけにギチギチに収める職場、折に触れ周りとバカ話もする、そして定期的にユニオンの交流会がある、おかげで完全に仕事に没頭出来ています。

没頭する余り、第六感までフルに機能しているのか、まあ仕事がはかどるはかどる。バリバリ成果を上げて、さっさとプロジェクト終わらせてしまい、次の契約更新なかったらどうしよう? 変な心配が出てきたりもします。

争議中で不安を抱えている組合意の皆さん、とにかく仕事でも家事でも趣味でも、何か没頭できる事を無理やり作り、気分転換をはかって下さい。「没頭する事」が重要です。

一度きりの人生の中、貴重な体験をしている時間です。裁判中は正社員で就職すると「訴えの利益」がなくなり不利になりますから、この貴重な時間を活用して、新たな仕事にチャレンジしたりも、ありと思います(留学に行った組合員も居るようで、とても良いと思います)。

私の闘いは、続きます。「早く」なんて言いたくありません、でもいつか(望むらくは、委員長が元気なうちに??)解決し「フツーの組合員(争議中でなくて)」に、なりたいです。

自炊に励んでエンゲル係数を削り、光熱費も節約して(九州の○○高校の事件みたく、氷点下にもなる部屋で)控訴書面を頑張って書き、出来るだけ交流会には参加したいです。また皆さんにお会いしたら、バカ話したいです。

留学も駐在もしてませんが、海外経験はそこそこあると思っていて、観光なんてほとんどしていませんが、北半球の色々な観光地には行きました。興味ある方、聞いて下さい(都市名と話題は指定して下さい。記憶を呼び起こすため)。

※不謹慎な話かもしれませんが、九州のあの高校は剣道の全国的な超名門、高校時代に憧れ今は時々、YouTubeに当時の映像があるのを堪能しています。その教師は悪い事しましたが、なんか私は理解しちゃった、よし俺も部屋の気温だけは同じレベル、引き続き頑張るぞ感(!?)を持ってしまいました。

 


 

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