組合員の投稿

管理職が「労働力の安売りをするな」と言うとは

2020年5月12日

 先週から郵便局内において、リストラの前兆があってから、現場の郵便配達員がてんやわんやです。人員削減+残業制限+廃休+郵便物の増大+制限時間オーバーは問責=労働強化です。労働密度だけが上がっています。

 4月9日木曜日は、物数コントロール(物コン)のため少なかったのですが、欠員と毎日のごとく前日残の事情を無視して「今日は定時で帰れ(超勤禁止)」と命令が出ました。勤務終了時刻の30分前までには局の事務室のフロアに戻っていることという指示です。物を残してでも帰ってこいという命令です。残物あれば役職者に残物数を報告すること。

 もちろん、勤務時間前の着手は禁止、郵便物をさわるのはおろかヘルメットやカバンを取りに行くのも許されない。前日区分も許されていない。毎日が入試本番の緊張感。それでも勤務時間終了後も雑務が終わらない。ゴミを捨てに行っただけでも時間を過ぎてだらだらするなと言われました。

 次の日の朝礼の時に、第一集配部長が、
・労働力の安売りするな
・それぞれの班に欠員あるのはわかるが、時間を守れ
・支社にはこの状況なので滞留すると言っておくから物が残れば報告すること。郵便物残に関しては私が責任もつ。ただし、時間オーバーする者は責任を持たない。
・支社(超勤を減らせという人物ときちんと業務運行せよという人物は別々)からなぜ完配できないのかと言われているが、欠員と超勤可能時間が限られているからと言ってある。

 その部長は組合上がりだし一見私たちの味方になっているといわれています。また、パワハラ部長という噂もあります。しかし、リストラではないのかと私は思います。リストラ対処法に記載されている残業規制がそうだと思います。普通は欠員と大量の郵便物では、多少超勤してでもいいから掃いてこいというでしょう。

 お客さまに迷惑かけないために。今年度に入ってから変です。リストラの時期にあってか部長の出世欲と保身のためでしょう。私はもはやこの郵便局で働けるかわかりません。

 


 

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