組合員の投稿

ついにカンニングの技術革新か!?

2022年3月26日

先日、大学入試共通テストにおいて現在試験中の問題がSNSという形で外部に漏れ出していました。その手口はスマホのカメラを身体の一部に隠し持って家庭教師なり東大の学生とやりとりしていたものです。わざわざ報酬を支払ってまで解答を依頼するとは大したものです。

 余計に時間がかかって効率が悪くなるなど、リスクを犯してまでは私はしたくありませんが。その受験生が警察署に出頭しなければ、迷宮入りしたのかもしれません。

 世間一般では、不正行為は許されるべきではないとよく言います。正々堂々と試験に臨めと言います。また、はじめからもっと勉強しておけともよく言います。しかし、私はよくぞやりました、とベタ褒めします。はっきり言ってヒーローです。

 その不正行為を偽計業務妨害(試験進行を妨げたから、被害者は大学入試センター)というのなら、医学部入試における女子や多浪生の点数操作するなど差別行為も許してはいけません。また、面接試験や出身高校の調査書も不透明です。

 世間の皆さんも忘れたのでしょうか。また、日本国よりも厳しい入試を行なっている国では、こういったカンニングは当たり前です。入試如きで警察が総動員とか。入試におけるカンニングを社会問題にするのなら、格差社会ややり直しの効かない人生の問題を取り上げてください。

 学歴重視の社会では、両親の収入によっても行ける大学、将来の職業までも決まってしまいます。事実上の一発入試です。大学を行き直すにあたって、大学の中には、編入学や学士入試(大卒者対象)がありますが、不十分です。

 また、普通の入試よりはるかに難しいです。それならば、高校生と同じ土俵で入試を受けた方がマシです。大学医学部へ行くのに、学士(大卒者)でなければ受験できない国があります。今では、高校の先生よりはYouTubeの動画の方が授業はわかりやすいです。スマホ1つでもある程度まではいけますから。

 何度も言いますが、学歴偏重の格差社会は許されません。

 


 

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