今日では、病院等へかかった時に薬をもらうかと思いますが、医薬分業により院外処方箋を持って薬局で薬をもらうのが普通になってきました。
その処方薬局は各医療機関に隣接していて、いかにも下請けといった感じです。薬局の営業時間はその医療機関の診察時間と同じです。何か嫌らしいです。
薬局と薬局との競争があるわけではありません。建前では、日本全国どの医療機関の処方箋を受け付けますとなっているが、実際には常には在庫があるわけではありません。
本来は医薬分業したからには、かかりつけ薬局といって、どこの病院や医院にい 行こうとも行くべき薬局はたった1ヶ所です。たった1ヶ所の薬局にまとめれば、薬の管理がしやすいのですが。
ところが、薬局が2ヶ所にわたったり院外院内処方となったりしたときのためのお薬手帳が役に立たないのです。
お薬手帳の様式が統一されていないのは序の口で、スマホアプリのお薬手帳アプリが曲者です。確かに処方箋をスマホのカメラで撮った上で送信すれば薬局へ入った時に薬が出来上がっています。
それと同時にお薬手帳として自動的に記録されます。遠方の医院や病院へ行った場合、そのアプリにこだわったりかかりつけ薬局にこだわった場合、その日のうちに薬局へ行けなかったりします。そのアプリの指定外の薬局や院内処方の場合は面倒な手入力する必要があります。
ところで、個人番号カード(マイナンバーカード)を保険証代わりにすればお薬の管理ができるらしいが、実のところ患者も医師も使いたがりません。私は個人番号カードを作っていません。
せめて薬剤師削減のための院外処方箋制度だけはやめてもらいたいです。