委員長から手紙で投稿を依頼されたので、書くことにしました。私はこれまで投稿を書いたことがありませんでした。その意味では、良い組合員ではなかったと思います。だから、本当のところ、自分の闘いが終わったらユニオンをやめるつもりでいました。
 しかし、委員長のブログを読むうちに、ユニオンが「便利屋」ではなく、働く者の「団結体だ」ということを知りました。また、資本主義が定期的に不況になり、そのたびにリストラが行われる時代なので、辞めずに組合員を続けてきました。
 昔見たイタリアの映画に「鉄道員」という作品がありました。この中で、機関士の男がスト破りをして仲間から孤立する場面があったのです。私は、ユニオンのブログで語られている「団結体」の意味が、この映画に描かれていたのだと思いました。
 ブラック企業や、その手先がネット上で新世紀ユニオンを誹謗中傷し、スラップ訴訟を行い、委員長を違法に逮捕するような攻撃をするのは、彼らにとって新世紀ユニオンが違法行為を咎め、多額の解決金を得ることが憎らしいからだと私でも分かります。
 今では、新世紀ユニオンをやめなくて良かったとつくづく思っています。新世紀ユニオンが労働者のために真面目に闘っているからこそ、攻撃を受けるのです。9月21日のブログ記事に、組合費を滞納している組合員への「ユニオン・ニュースなどの送付を停止します」という内容がありました。私はこれを当然のことだと考えます。
 組合規約には「組合費や拠出金を払わない組合員の氏名、住所を公表できる」と書かれていました。私は、組合費未払いの組合員の住所氏名をネット上に公表すべきだと思います。ユニオンが攻撃を受けて困っている時だからこそ、組合費を長期に滞納すべきではないと私は考えます。これは、団結体の一員としての義務だと感じています。(一組合員)
ユニオンをやめなくて良かった
2025年10月25日
