組合員の投稿

郵政のテレマックス導入は管理の強化

2021年4月14日

 友人から聞いたのですが郵便会社は配達職員にスマートホンを持たせて、毎朝パスワードを入力し、部、班、区名を選択し、配達にでると自動で位置情報で、バイクのスピードから、軌跡表示、停止時間まで管理するそうです。

 要するに郵便会社は、私たち配達職員がサボっていると考えて、多額のお金をつぎ込んで集配社員の業務内容をGPS衛星を使い、把握しようとしています。実際には物が増えて配達しきれないほどの業務量になっているのに、会社の上層部は、職員がサボっていると思っているのですから呆れます。

 他の企業でも営業社員にスマートホンを持たせて、営業内容を監視するようになっているそうなので、郵便もGPS監視で支配を強化し、サボらないようにしようというわけです。端末には、バイクが15分停止したら黄色、60分以上停止したら赤色、速度を時速50キロ以上出すと赤の表示が出るそうです。

 郵便会社は私たち配達職員にも営業を義務付けています。様々な商品を売ったり、はがきを売ったりするノルマがあります。そんな時に黄色が出たらどうなるのでしょう。査定に響くのでしょうか?「局外業務を可視化する」ということは職員をさぼらせないためであるのははっきりしています。

 郵政のテレマックス(GPS管理)導入は、集配職員の安全管理、管理者とのコミュニケーションに活用することをキャッチフレーズにしています。しかし狙いはサボりの防止であるのははっきりしています。

 時間内に配達しきれない状況なのに、上層部は私たち配達職員がサボっていると思っているのです、全くばかげたことです。私に言わせれば無駄な投資です。
 

 


 

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