組合員の投稿

休日出勤増やすのは人権侵害だ!

2021年3月4日

 私は、休日出勤すなわち廃休が日常的に行われている企業で働いております。

 休日出勤の本来の目的は、繁忙期や特別な行事や事故等でやむを得ない場合に一時的に行うものです。

 うちの会社は、年休消化ができないからわざわざ年休を入れておいて休日出勤させています。年休を割増賃金で買い取っているのでしょうか。これって誰が教えたのでしょうか。割増賃金さえ払えば何をしたっていいのでしょうか。

 私たち労働者は、労働力を売ってお金をもらっているのであって、人生の一部を売っているのではありません。時間を売ってお金にするのは学生バイトと同然です。労働条件の低下というか不利益変更でしょう。

 さて、度重なる休日出勤で仕事を続けていく上で必要なことができなくなりました。その一つが通勤定期券の購入です。最近のコロナ禍の影響で、定期券売場の定休日が増えたり営業時間短縮しています。今までは20時まで開いていた売場が18時までに短縮しました。定期券自販機はあるかもしれませんが、規模の大きな鉄道会社のみです。それでも通学定期券は買えません。

 おかげで、定期券買うのに仕事帰りでは買えなくなりました。休日出勤のために、定期が切れましたでは、貴重な1日を金でもらったとしてもマイナスでしょう。定期券買うために欠勤しますか。

 欠勤を防ぐために週休二日制のほかに年休制度が保障されているのです。それなのにそれが仕事でつぶされ、定期券すら買えなくなりました。私は長時間労働は人権侵害だと思います。

 


 

-組合員の投稿

Copyright© 新世紀ユニオン(大阪) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.