先日、名古屋市長の河村たかしが東京五輪ソフトボール日本代表の後藤希友さんの金メダルを噛んで広範な市民の批判を浴びています。過去には選手自身がメダルを噛んでいたというのはあったかもしれません。河村はそれを真似してみたかったそうです。
オリンピックのメダルは、その人にとって、一生の思い出なんです。河村はその思い出の品を汚して傷付けたのです。しかもあの金メダルをです。実は金メダルは純金ではなく「金張り」(=主要な材料は銀)です。
銀メダルと銅メダルも「金張り」です。歯で噛んだりすれば、「金張り」が剥がれます。また、同じのは二つとありません。弁償しようにも弁償しようがありません。オリンピックのメダルや聖火ランナーのトーチは、当の本人以外は触ることができないものです。コロナ禍でもあり他人が素手で触ることは許されないのです。
そういうわけで、河村はメダルの重みを何もわかっていないのです。パワハラかもしれません。今回のオリンピックは、コロナ感染のために出ることさえもできなかった選手が少なくはない人数で存在します。出られなかった人の分まで頑張って勝ち取った金メダルをです。
したがって、名古屋市民の代表にふさわしくない河村は、1日も早く市民代表の座を降りてもらいたいと私は思います。