私は、今回の衆院選では野党の政権が生れるといいのに、と思っていました。私がびっくりしたのは政党の数が非常に多いことです。
野党の数が多く、票が割れるので、これでは政権交代は起こらない、と思うと、どの政党に入れてよいのか分からなかったのです。
委員長が以前ブログで「政権の受け皿を造れ」と呼びかけていた意味がよく分かりました。多くの国民が腐敗した自民党に代わり、政権交代を望んでいるのに、どうして野党は団結しないのか?私にはわかりませんでした。反腐敗の一点で団結できないのか?と思いました。
特に国民の中で労働者の数が一番多いのに、労働者の政党が見当たりません。昔は社会党が労働者の要求を掲げていました。土井たか子党首が国民の人気を集めていました。今は労働者の利益を代表する政党がさっぱり見当たらないのです。
私は投票前に、選挙公報などを読んで小選挙区と比例区でどの政党に入れてよいか調べたのですが分かりませんでした。今回は比較的私の考えに近いと思い令和と立憲民主党に投票しました。
与党が、自民党と公明党が団結しているのに、野党がバラバラで、しかも数が多すぎです。これでは票がバラバラになり、政権交代など起るわけがありません。
労組の組織率も以前は60%以上もあったのに、今は16.3%だそうです。労働組合が闘わなくなり、新世紀ユニオンのような闘う労組は、組合つぶしの攻撃を受けています。
労働者の団結した力が弱くなっていることが、政治が腐敗し、労働者の意見が通らなくなった理由だと思います。労働者の立場を改善する公約を掲げる野党が生れれば、その野党が支持を集め大きな政党に育つと私は思います。(一組合員)