日本人のお米の値段が昨年の夏ごろから値上がりしています。職場で仲間の話を聞いていると、食事にうどんや焼きそば、パスタが増えた。「麺(面)食いになった」と、冗談交じりで話されています。
昨年夏の政府の説明では「お米は足りている」とのことでしたが、最近テレビを見ていると、「お米は足りていない、だから値上がりしている。」との専門家の説明がされ、最近になって農水省が備蓄米を出すことを公表しました。
お米の値段が高騰し、2倍も値上がりしてから、政府が備蓄米を出すまでに半年以上かかるとは、政治家が国民の窮状を全く理解していないのではないのか?と思いました。日本人がお米を食べられなくなり、麺類を食べているという事は、お米の消費を減らすことであり、主食である食料の自給率が下がり続けることでもあります。
テレビを見ていると、専門家の話ではコメ農家が減反政策もあり、高齢化もあり、米を作り続けられなくなっているとの話です。政府は物価の上昇は2.8%だと言いますが、私の見るところ物価は20%以上も上がっているように感じています。政府はアメリカからコメを買わされて、そのために減反をしているそうです。減反政策をやめて自由にコメを作るようにし、コメがあまれば輸出に回せばいいだけの話です。
政治が腐敗すると、政治家の関心は裏金しかなく、国民の生活が苦しくなっていることを理解していないのではないのか?と思えてきます。政権交代を実現しないと、労働者の生活は苦しくなるばかりです。賃金は上がらないのに、物価が上がり続けるのは政治が悪い結果だと思います。(一組合員)