組合員の投稿

新世紀ユニオンの組合員になれた事を誇りに思う!

2018年8月14日

平成28年5月14日、新世紀ユニオンに加入させて頂きました、今、何かと話題の『保育士』です。『新人の中の新人』なのですが、先日、急遽、角野委員長より、新世紀ユニオンニュースへの投稿の任命を承り、何を書けば良いのかドキドキしつつ、これまた苦手なパソコンのキーボードを叩いています。

とても、素晴らしい数々の文体の投稿の中に、私の投稿が紛れるのは、何ともお恥ずかしい事なのですが、少しだけお付き合い頂けたら幸いです。

私は、新世紀ユニオンに加入するまで、他の労働組合に加入しおりました。そこでの加入年数は短かったのですが、育成要員として執行委員も務めさせて頂いておりました。

 その中で、自身の抱えている労働問題、他の組合員の抱えている労働問題、相談窓口に来られる方々の労働問題について、これまでの、一般的な既存の労働組合の活動・進め方では、打開できない、解決が難しい問題や事例が多々ある事に気付き始めたのです。

 世にはびこる『ブラック企業』は、切り捨てたい労働者を切り捨てるたびに、味を占め、巧みな手法を身に付け、正義感や倫理観のない利益優先の弁護士を雇い、どこかのブラック社労士が書いた『労働者を自殺に追い込む手法』をも、実践するようになりました。

 もはや、古典的な、『団交』『ビラ配り』だけでは、太刀打ち出来ない時代に突入し、ことに、大きな組織と戦うには、法の力を最大限に使い、巧みに戦略を考え、先手を取って行く必要性を、非常に感じるようになりました。

 そんな時、インターネットで『新世紀ユニオン』と出会ったのです。『委員長の日記』を読み進めるにつれて、共感し、感動し、自身もここで戦いたいと強く願うようになりました。

 角野委員長の眼差しは、いつも、弱き者に注がれていました。その原点とは何か。まる一日かけて、食事をするのも忘れ、『委員長の日記』を読み進めました。そして、その原点にたどり着いた時、私は、迷い無く、断られるのを覚悟で、新世紀ユニオンに電話をかけていました。

 私は、今、東大阪にある、精神・神経科の病院で、院内保育所の主任保育士をしています。この9月で勤続25年目に入ります。

 人の心の病を治すべき病院が、長きに渡り、組織的いじめ、パワハラ、マタハラ、セクハラ、追い出し部屋、侮辱行為、人権侵害行為、人格否定行為、突然の集団解雇を行い、いじめの標的になった者は、身も心もボロボロにされ、退職に追い込まれて行きました。自殺した者、自殺未遂をし、今もなお、うつ病で苦しんでいる仲間もいます。

 それを、『おかしい。』、『止めるべきだ。』と言った者は、新たないじめの標的となり、『上が言う事が、明らかに、世間の倫理や常識から外れていても、それが上からの命令なら、お前はそれに従わなければならないんだ。』と、取調室のような、電気の点いていない部屋に、何度も呼び出され、怒鳴られ、組織ぐるみのいじめ、嫌がらせにあいました。それが私です。

 こんな、非道徳的、非倫理的な事を許して良いのでしょうか。私は、自身の名誉、正義のために、そして、涙して去って行った仲間のために、次の被害者を出さないために、とことん最後まで、組織と向き合い、戦い、勝利したいと思っています。

 『悪』は、『正義』『正直』『誠実』の前では、無力だと信じています。いずれ、法の下で、組織の悪を公表し、裁きを受けて頂くつもりです。

 『団交』『ビラ配り』では、世論までをもを動かす事は出来ません。裁判やブログへの書き込み、報道という形で、事例を沢山残し、世論に訴え、ブラック企業から真面目で無実な労働者を守る、法律の整備を行っていく必要があると、強く感じます。それが出来る、唯一の組合が、この『新世紀ユニオン』なのです。

 角野委員長の教えを基に、自身の事、世の中の苦しんでいる労働者の事例について、一つでも多く解決出来るよう、『新世紀ユニオン』の名に恥じぬ組合員となり、日々学び、取り組んで行きたいと思います。

 『一人一人、人間も違えば、職場も違う。故に、百人いれば、百とおり戦い方がある。』と、委員長がおっしゃっておられました。そのとおりだと思います。

 『新世紀ユニオン』は、目の前にいる弱者に寄り添う、温かい血の流れる組合です。角野委員長の志を、組合員全員で継承し、勉強し、その思いを絶やすことなく、後世に引き継いで行く事が、私達組合員の使命だと思います。

 みんなで力を合わせて、『新世紀ユニオン』を盛り立てて行ければ良いなと強く思います。

 


 

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