私は昔、会社の組合の役員をした事があり、組合の学習会で学んだことがあります。私の記憶では、賃金は労働力の価格であり、労働力の再生産費でした。この再生産費には労働者家族の再生産費が含まれています。
しかし、会社の経営者には、賃金とは生産のための費用価格であり、賃金を低く抑えれば抑えるほど目先の利益が増えるものです。委員長さんがブログでよく書かれている強欲の資本主義の政策とは、この費用価格を抑えるために、反労組・反ストライキ・闘う組合つぶしが行われます。規制緩和で残業代を払わない働き方も増えます。雇用の非正規化も増えました。
今、新世紀ユニオンはブラック企業の攻撃を受けています。組合つぶしの攻撃を受けたときは、組合員は団結を強化して自分たちの組合を守らねばなりません。敵の攻撃が激化しているときに、組合費を払わず、拠出金を払わず逃げる人は、仲間への裏切り者であり、私は情けない人たちだと思います。しかしこうした裏切り者が組合から逃げ出すことは、良いことでもあります。
新世紀ユニオンが裏切り者たちに「去る者は追わず」の措置をとっていることは素晴らしいと思います。昔私は、組合の御用化に失望して組合活動から離れていましたが、新世紀ユニオンに加入して、若いときの闘う組合運動に希望を燃やした経験を思い起こしています。 私も、新世紀ユニオンのために微力ですが役立ちたいと思って投稿しました。
