組合員の投稿

郵便職場は奴隷労働化が進んでいます

2023年6月29日

 私は長く郵便の集配で働いてきましたが、欠員が補充されず、人手不足の中で月に休みがわずかしか取れず、超勤が多くなれば叱られ、やむなくサービス残業を余儀なくされる状態では、働く意欲も出てきません。

 欠員の補充は郵便会社はする気もなく。過重労働だけが増していきます。上司は「アルバイトが集まらない」と言いますが、バイトの時給が、相場が時間あたり1,200円の時代なのに、郵便局は1,000円ほどで募集しても集まるわけがありません。

 まじめな人が低賃金で長時間労働のブラック職場に嫌気して次々辞めていきます。私もこの際、職業能力を身に着けて転職したほうがいいのではないかと考えています。翌日配達などは嘘です。人手不足で郵便は遅れまくりです。

 郵便会社の決算表によれば昨年度の「利益余剰金」が6兆1680億円も蓄えています。郵便会社は海外への投資で大損しても、なお多額の内部留保を抱えています。私たちをこき使い、有休もとれず、休みも返上して働いた結果ですが、それだけでなく、郵便会社は、かんぽの宿、逓信病院、研修所などの国民の資産を売り払い、多額の余剰利益を蓄えています。

 民営化とは、国有財産を一部の既得利益集団が牛耳ることだったようです。JP労組は組合員の待遇を改善する気はさらさらなく、あろうことか郵便料金の値上げを言う始末で、もはや組合とは呼べません。その様なわけで、私は今、真剣に転職を考えています。

 組合員でもない貴ユニオンに、私が投稿する気になったのは、郵便の仕事がもはやブラック職場でしかなく、安い給料で、長時間の過重労働の仕事に過ぎないことを知ってほしかったからです。実態は奴隷労働化と言うべきで状態です。

 


 

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