組合員の投稿

違法行為を見ても目をつぶらねばならない時がある

2026年8月28日

 私は以前、労基法を読んでいたので、会社の違法行為を指摘するのが正義だと思っていました。しかしそれを実行すると会社から嫌がらせを受けるようになり、同僚も私から距離を取るようになり、パワハラで最終的に会社を辞めなければならなくなりました。

 委員長さんから教えられたのは、試用期間中はたとえ違法行為を見ても見ないふりをすること、できれば証拠を残すだけにしなければなりません、と教えてもらいました。日本の企業では実際に違法行為がたくさん行われており、労働者は「見ざる言わざる聞かざる」で本採用まで我慢しなければいけない、ということです。

 試用期間中は、本採用ではあるが解雇権留保中の雇用であるということ、したがって履歴書や面接でわからないことがあれば、会社は試用期間中であれば解雇できる可能性があるので、試用期間中は文句を言うことも、会社の違法を指摘することもしてはいけない、ということです。

 それでも違法行為をやめさせたいときは、匿名で労働基準監督署に公益通報する方法があること、しかしそれに対して会社が調査を開始するので、どうしてもリスクがあることを学びました。

 新世紀ユニオンが、監督署に公益通報した人が報復で解雇された事案で、ユニオンが宣伝したことで委員長が違法逮捕された事件は、日本では労働者に表現の自由など無いこと、職場で仲間が増えて団結が広がるまでは、「見ざる言わざる聞かざる」で我慢しなければならない時代だということは、私には大変腹が立つことでした。しかし委員長さんがブログで指摘しているように、闘いには段階性があり、闘うときと、闘いを避けるべき時があるのだと考えるようになりました。

 委員長さんに聞いたのですが、会社が裏金つくりでわざと赤字を出す営業をしていたことを、正義漢あふれる営業マンが告発して、会社からパワハラの上解雇されたこともあったそうです。会社の違法行為を指摘することが解雇の理由になる時代なのです。ですからペーペーの社員は職場に団結の輪が広がるまでは「見ざる言わざる聞かざる」でいかねばならないそうです。

 しかし闘いを避けることとは別に、証拠を残すようにしておけば、後で役に立つそうです。私は新世紀ユニオンに加入して労働者としては、以前と比べて物知りになりました。だから以前のように雇用の不安はなくなりました。今では新世紀ユニオンに加入してよかったと思っています。

 


 

-組合員の投稿

Copyright© 新世紀ユニオン(大阪) , 2026 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.